50代にとって、社会は受難の時代である
50代から実る人、枯れる人 [ 松尾一也 ]
50代から実る人、枯れる人 [ 松尾一也 ]

私はまだ50歳になるには時間があるななんて思っていたら、あっという間にその時を迎えてきそうな気がしてあるSNSの投稿を観て即買いしてしまいました何ていうんだろう今どきの買い方とでもいえばいいでしょうかとの出会い方もまた様々だなぁ~なんて思いながら、サクッと読むことができた一冊です未来のことを予測するのは難しいですが、かといって何も考えずに過ごしていると、やっぱり痛い目に遭う可能性もあるでしょうから、どういうことが考えられて、そこから逆算して今の自分に何ができるかここら辺りは、まぁ、とにかく読んでみました





50代を今の私がイメージするのはなかなか難しいのですがひとつ言えるのは、私にとってはそう遠くない未来に50代は訪れるということ
もし20代の人がいて、その人が50代の自分について考えられないと思っていたとしても、怒涛のごとく過ぎ去っている現実の中では、本当にあっという間にその時を迎えるということが誰しもに起きるということをしっかりと受け止め、目の前の出来事にしっかり向き合うことが重要ではないかと思います
そんな先のことなんて関係ないよーなるようにしかならないんだからさーみたいに考えて備えをしてない人は、結構苦労するんじゃないかなぁ~
何でもそうですが、知っているといないとでは雲泥の差ですし、やっぱり50代からも実る人になりたい
ってなわけで、かなり興味津々で読んでみたんですよねぇ~







実はそのきっかけは、Facebookの投稿をみてそのまま即買いしちゃいましただって気になったからって簡単な理由ですが、読むに値する内容でかなり参考になる部分が多かったですそのポイントは、やっぱり無理をしないことでしょうか頭の中では10代20代の活発に動いていたころのイメージを持っているのかもしれないのですがよっぽど身体のメンテナンスをしていない限り、身体の衰えはつきものでそれを加味しないで行動をしてしまうとまぁ持ちませんよね
ちょっと無理していると無理がたたって体の変調を引き起こしすべてのことに影響が出てしまいかねない
強引に結果を求めているうちは、どうしたって枯れる人になっちゃうんだろうなぁ~って思いますね








また、もうひとつポイントだと感じたのは焦らないことでしょうか私もなかなか人間ができていないもので焦っちゃうことがあるんですよねぇ~焦ったっていい結果が得られるわけがないのですから冷静な判断をもとに進めていく器が、人間の器量がいるってことだと感じますそれには広い視野で豊富な知識ようは常に勉強なんですよね謙虚な気持ちで常に明るいやっぱりそういう人に人は集まっていきますし情報もそういう人のものに来ますから、つまりは人間力ってところですかね




それは誰でも、いつか、必ず、その人なりの花が咲く




この本に書かれていた印象的な言葉なのですが、私も若いときは目立ちたいとか有名になりたいとかヒーローになりたいとか思っていましたが、今となっては、自分らしく生きたいと思うことが多くなりましたやっぱり自然体が一番なんでしょうそう信じることにしたという感じです確かにお金持ちになりたいし、豊かな生活をしたいですが、今ある幸せをかみしめて、次に進んでいければ、50代になっても実るんじゃないでしょうかね





自分で自分の人生を信じる最後はやっぱり、自分自身かなって原点のような気もしますが、そこに行きつくんだなと改めて感じましたね








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