人々は驚くほどしょっちゅう、カモとして釣られている
タダより高いものはない (イースト新書) [ 上念司 ]
タダより高いものはない (イースト新書) [ 上念司 ]

本当にいけないことだと思うのですが、よく分からないまま進んでいることに対して面倒なのでスルーしちゃっている
理解できていないのに、何となくこっちがいいんじゃないかなーって感じたのでそうしたみたいな
根拠のないことで物事を決めてしまっている節が数多くあるのではないでしょうか
選挙しても投票率がいつも低く、確かに政治のことは私もプロではありませんから知らないことだらけな状態で
投票することになって、誰に投票したらよいのか際のところは分かるわけがないのですけど
それを分かろうとしないというか、面倒だから選挙に行かないみたいな、ラクしたい風潮は誰にだってあると思うのです


だってさ、知識もないのに何から手を付けたらよいのですか本当に世の中分からないものだらけで疲れちゃいましたよ
誰でもいいから、さっさと景気よくしてくんないかなーなーんて他力本願でいる人は、この本に書かれているような
カモとして釣られかねないし、そういう人って頑固だったりすると、根拠のない自信からか意見を曲げなかったり
いわゆる権力者とか権威のある人が言ったからというだけで信じてみたりと、まぁ人間っていうのは本当に面倒くさい
何が正しくて、どのように行動したらいいのかそんなの簡単に分かるわけがないのですが、現状を正しく認識する
誰が言ったとかではなく、事実を抑えるということはすごく重要だと思うんです
その事実を抑える、今何が起きていて、何が課題で、どのようにして解決に向けて進めたらいいのか
これに関しては、面倒くさいとか言ってないで勉強して自分で腑に落ちるようにしておきたいものです





本著のタイトルにもある「タダより高いものはない」理屈では分かっているつもりなのですが、目の前にタダだって
言われると、やっぱりそっちに流れますよね、誰だって。だってタダなんだもん
その他にも、日本の財政は破綻しているから消費税増税しないとダメだっていう話とか、年金も破綻してどうしようもないから
自分で何とかしなくてはならない話など、まことしやかに言われている課題に対し、経済評論家としての目線で紐解く
TPPとか、何のこっちゃで反対しまくっている人も多いし(それも政治家だったりする。。。)銀行の元本保証の話
そもそも銀行って元本を保証してくれるんだっけなどなど、難しい話も面白く書かれているので
普段はそんなに詳しくない私でも理解ができ、本当にすべきことは何だろうとか、選挙のときにスッとんきょんなことを
言っている候補者を炙り出すいいきっかけになる一冊ではないかと感じ、とても有意義に拝読させていただきました
著者の主張に対し、しっかりと根拠が示されているので、なるほどと思うわけで面白かったです





こうして改めて読んでからの感想ですけど、世の中の情報って結構いい加減なものなんだなぁーと言わざるを得ません
マスコミもただ単に起きていることをダラダラと流して、それに対してコメンテーターが意見を言っていくみたいな
専門外のことでも最近はコメントしていたりしますからね、スポーツ選手だった人が経済問題について語ったり
それ、絶対に詳しくないでしょうみたいなツッコミを私は見ていて心の中で入れていたりするのですが
誰がその発言を何を根拠に言っているのかしっかりと見極めながらテレビでも新聞でも付き合っていかないとブレますね
新聞も、全国紙から地方新聞、スポーツ新聞などありますけど、いつも読んでいる新聞の論調に自分の意見が流されるとよく耳にしたりもします
政府よりの新聞であれば、自分も政府に近い考えで、革新的な新聞であれば自分もそうなっているみたいな
自分の意見として持っている風に自分の中で思っていたとしても、実態はマスコミに流されていただけみたいな
言論の自由ですから、止められるものではないのですが、なかなか難儀なことではないかと思ったりもします




知識はつけておくべきなんですよね、何でも自分の考えとか言っている割には誰かの受け売りだったりして
意外と流されてしまいながら生きている人は少なくないのではと感じたりもします
そんな私も会社員なので、思いっきり流されている一人なのですが流されながらも知識を身につけ
本当に起きていることと、それに対し私たちはどのような方向性に向かっていけばよいだろうか模索するためにも
タダだからよいとか、補助金が出るからいいじゃないかとか、外資という理由だけでどっか行けなんて安易な発言をせず
本質を見極めるクセを持っていることが重要なのではないかと感じました


「金持ちは資産を買う。貧乏人は家計の支出ばかり 中流の人は資産と思って負債を買う」


持ち家信者って、なんでこう止まらないんでしょうかねぇ~
不動産の知識がなかったら、正直、家を買うなんて大それたことできないですよ
だって、現金一括で購入できるわけがないからローンを組むことになるのですが、35年ローンって、マジですか
持ち家と賃貸を比べてどっちが得かなんてよくやっていますが、そんな簡単に比較できるわけがない
その時の状況、環境、資産運用、損得で家を買うなんて
賃貸という選択でもいいのではないかと感じます
違うところに住みたくなったら引っ越せばいいわけで、家に縛られないし、転勤とかあっても引っ越せばいいだけで
家を持っていない人のほうが底辺だなんて、思いたい人が思えばいいわけで、もっと有意義に自分の資産を運用したい
35年ローンで購入して、払い終わったら残るのは築35年の家ですから、そんなの誰が買うんだって話
賃貸なら、35年家賃払っていても、住みたくなったらまた新しい家に住めばいいだけの話ですからね
常識と思い込んでいる部分を再考してみることもまた大事なことかもしれません





政府がバックにいるからといって、その事業がすべて成功するとは限りません
名だたる大企業だってゴタゴタになっちゃうご時世ですから、絶対ということは未来にはないわけで、きちんとその背後にある利害関係を
理解し、なぜそんな風なことが言われているのかいろいろ読み解いていくと、面白いものですね




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